耐震等級の考え方と耐震性が高い家のメリットをわかりやすく解説
🏠 【知らないと損】耐震等級とは？
💡 ほとんどの人が知らない？耐震等級の「認知度」と「重要性」
突然ですが、「耐震等級」という言葉を聞いたことがありますか？
ある調査によると、約半数の方が『まったく知らない』と回答し、『言葉だけ知っている』方も合わせると、詳しく理解している方はごくわずかという現状があります。
しかし一方で、「家づくりで地震対策を重視しますか？」という問いには、約9割の方が「重要だと思う」と回答しています。
意識は高いものの、具体的に何を基準に選べば良いか分からない方が多いことがわかります。
大切な家族と財産を守るための地震対策において、「耐震等級」は最も重要な指標の一つです。
この耐震等級の基本から、等級ごとの違い、そして家づくりの際の選び方までを、建設会社の視点からわかりやすく解説します。
1. 耐震等級とは？建物の強さを示す公的な基準
「住宅性能表示制度」が定める地震への強さの指標
耐震等級とは、国土交通省が定めた「住宅性能表示制度」の中で、建物の地震に対する強さ（耐震性能）を示す指標です。
▼等級は3段階（1〜3）あり、数字が大きいほど耐震性が高くなります。
| 等級 | 意味する強さの目安 | どのような建物か |
| 等級1 | 建築基準法で定められた最低限の耐震性 | 数百年に一度の地震（震度6強～7相当）に対して倒壊・崩壊しない強度。震度5強程度の地震で損傷しない。 |
| 等級2 | 等級1の1.25倍の強さ | 避難所となる学校や病院など重要な建物の基準と同程度。長期優良住宅の認定基準の一つ。 |
| 等級3 | 等級1の1.5倍の強さ | 最高ランクの耐震性。消防署や警察署など防災拠点となる建物の基準と同程度。 |
2. 耐震等級を重視する施主の意識と地盤の重要性
①約8割の人が重視する「耐震性能」
調査では、家を選ぶ際に建物そのもので8割以上の人が「耐震性能」を重視すると回答しています。
これは、近年の大地震の経験から、「建物の強さ」が何よりも大切だという意識が広まっている証拠です。
②建てる場所も大切！地盤と周辺環境の安全確認
地震対策として、約8割の方が「地盤の強さ」を、約6割の方が「津波や洪水の心配が少ないこと」を重視すると回答しています。
いくら建物が強くても、地盤が弱ければ意味がありません。
弊社では、建物性能だけでなく、事前に地盤調査を行い、必要に応じて適切な地盤改良を行うことで、「地盤」と「建物」の両面から安心を支えます。
3. 最高等級3を選ぶメリット
➀ 最高レベルの安心感と再建築リスクの軽減
等級3は、建築基準法の1.5倍の強度です。
万が一の大地震が発生しても、倒壊のリスクを最小限に抑え、家族が安全に避難できる時間と空間を確保できます。
大地震後の「自宅での生活再建」や「再建築費用」のリスクを大幅に軽減します。
➁ 地震保険の割引が適用される
耐震等級2、または等級3の住宅は、地震保険料の割引制度の対象となります。
等級3であれば、なんと最大50%割引が適用され、家計にもメリットをもたらします。
➂ 住宅ローンの優遇措置を受けられる場合がある
長期優良住宅の認定基準を満たしやすくなるため、フラット35などの住宅ローンにおいて金利優遇を受けられる可能性があります。
－後悔しない家づくりのためにー
地震大国である日本での家づくりにおいて、耐震等級3の採用はもはや「オプション」ではなく、「標準装備」として考えるべき時代が来ています。
木村建設では、お客様の「地震への備えをしっかりしたい」という高い意識に応えるため、高い耐震性能を追求した家づくりを行っています。特にテクノストラクチャー工法を活用した住宅では高い耐震性を実現しています。
耐震等級3を実現するための構造や費用について、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ一度、弊社の構造見学会や無料相談会にお越しください。
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施工事例： https://www.kimura-kensetu.com/products_wp/
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